鳥・虫・ケモノと木の実のとりあい

沖縄で見た白い実

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ヤマビワソウ Rhynchotechum discolor (Maxim.) B.L.Burtt var. discolor

イワタバコ科ヤマビワソウ属ヤマビワソウ

字余り。

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葉をちゃんと見なかったのと、手元の図鑑がカバーできていないので、たぶん。生育地としてはキレバヤマビワソウもあるようだけれど、それかどうか不明。もっというとヤマビワソウかどうかも自信ない。ピント甘いですが、どなたかわかる方、まちがっていたらご指摘ください。

ライチ的透明感のある、かわいらしい実でした。

 

もう1つは、蔓系。

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シラタマカズラ Psychotria serpens L.

アカネ科ボチョウジ属。
イワヅタイ ・ワラベナカセという別名が牧野っち記載で紹介されている。沖縄での方言のワラビナケーサーも子どもたちを泣かせるやつという同じ意味らしい。しかしながらその理由が、前者牧野っちの方は食べても味がないからで、後者は、つるが弱く薪を縛ろうとしてもすぐに折れてしまうからとのこと。マチポーヤという別の方言名もあるけれど、意味は何でしょね。

 

 

 

参考:

屋比久壮実(2010)『おきなわフィールドブック1 沖縄の野山を楽しむ 植物の本 改訂』 アクアコーラル企画

要確認:

牧野富太郎(1961)『牧野 新日本植物圖鑑』図鑑の北隆館 

 

ノボタン

実に半年ぶりの更新。(ややこしいですが「じつに」と読んでください)

沖縄某所にてノボタンと出会い、開花は見逃したものの、熟れ頃の実を見ることができた。

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ノボタン Melastoma candidum

ノボタン科ノボタン属ノボタン。こういう早口言葉的なの好き。

壷状で下向きに垂れ下がる実。

 

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熟れた実は不思議な裂け方をしている。外側は毛が多いので、中の種がついている赤いところだけ食べてみた。シャリシャリとした食感。気持ち、ほんのり甘い。ジューシーさや食べごたえは無し。

 

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平行脈が特徴的。対生。

 花がピンクで可愛らしいようなので、いつか見てみたい。

方言名では、「ハンケータブ」や「ミーファンカ」というらしい。

 

参考:

屋比久壮実(2010)『おきなわフィールドブック1 沖縄の野山を楽しむ 植物の本 改訂』 アクアコーラル企画

 

夏のつる三昧

エビヅル

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カエデドコロ

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コイケマ

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センニンソウ

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タンキリマメ

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ナツフジ

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ボタンヅル

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ヤマノイモ

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8月15日、淡路島にて撮影

オオミズアオ

大都会の夜道に、まさかの出会い。

あなた、そんなとこでなにしてるの、どこから来たの。

問いかけたのか、問いかけられたのか。


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大都会の木の実

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淡路暮らしから大都会に訳あって出てきたため、更新が滞ってしまった。しかし、木の実センサーは日夜稼働し、都会の木の実をリストアップしている。(自分の中でだけ)。写真は代々木上原駅近くで見つけたエビヅル。

 

覚えている範囲で、代々木公園ではムベとミツバアケビが絡み合っていたし、

渋谷の近くにはやたらめったらとクサイチゴが生い茂る場所がある。

石神井公園には、モミジイチゴやカジイチゴがあった。同定できなかったキイチゴ属もいた。ヒメカジイチゴ?アキグミもナワシログミもあった。

近所の公園にはヤマモモがあって、道路を汚して嫌われていた。

通勤路に植えられているヤマボウシも、最近実をつけてきた。

めずらしかったのは、植栽で、セイヨウザイフリボクやブラックベリーが多いこと。

そして、ほとんど、ナワシロイチゴを見ない。ニガイチゴはたまにある。

庭木や公園に、シイの巨木を散見する。こっちには、マテバシイも多い。

いちばん多いのはイチョウだけれど。

あと、近所の家の生垣に、キカラスウリがわんさかあった。

 

大学に生えていたクワの実を、毎年ジャムにしているという人を見つけた。

東京で木の実がとれる場所をまとめたウェブサイトもある。

人は求めているのだなぁ、石器時代あたりから。

 

スズメガの幼虫を、桜並木の下で見つけたときは、いちばん元気出たなぁ

イモムシの排便

ゴールデンウィークの幕開けを予感させる、縁起の良い動画が撮影できました。


A scene of deficating caterpillar / イモムシのうんこシーン

 

 

アキグミ満開

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近くで見ても遠くで見ても、さわやかなアキグミの花が満開。独特な白銀の出で立ち。気になる香りはここからかな?

 

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花は、白と薄い黄色と、混ざって咲く。なんで一色じゃないのだろ。

 

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これでもかー!といった全面開花。これが全部赤い丸い実になると思うとワクワクする。

 

じつはアキグミ、かなり美系の樹木なのではないかと思えてきた。

 

 

ムベの花

過去にアケビ科を食草とするアケビコノハを育てて以降、アケビやムベを自然と発見してしまう体質となった。無意識に、目が探している。本日はまたRubus Streetへ、標本を取りに行った。道中、アケビ科センサーが自然発動。

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アケビの花の丸みを帯びた様子と違い、ムベの花弁の先はツンとしている。近くで見れないのが残念。

 

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Rubus Streetでは、前回見落としていたナワシロイチゴを発見。草刈りのタイミングからか、小さく、蕾も見当たらない。

 

帰り道、お初にお目にかかるブドウ科を発見。写真を撮りわすれた。なんたること。

 

ミツバアケビ

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先日の投稿のRubus Streetで、大きなミツバアケビの個体を発見。今年のアケビは花つきが良すぎるんじゃないかと巷(半径5mくらい)でウワサされているが、例に漏れずミツバのアケビも花が豊富であった。

 

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黒くクシュクシュっとした小さな雄花に、凛と世界に向き合う雌花。黒い。本当に黒い。利休もびっくりのわびさび色。上品な紫色が混じる色。

 

結実が気になるので経過を見たいけれど、この土地にいつまでいられるのか。

この「土地」の変換が「トチ」と出るこの愛しいパソコンをいつまで使えるのか。

そしていま、トチで気になることを思い出した。それはまた、別のお話…。

 

 

Rubus Street

昨年、散歩していた時に偶然見つけた、キイチゴ属が左右に数百メートル続く道。キイチゴ銀座と呼んだり、のいちごパラダイスと呼んだりもしたが、最終的にはグローバルな展開を視野に入れ‘Rubus Street’という名に落ち着いた。

ここでは5種類のキイチゴ属を見ることができる。

 

Rubus Streetで一番広い範囲で見られるのはクサイチゴ。

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 地を這うものから、斜面を覆い尽くすものまで。去年はお弁当箱に山盛り摘んだ。

 

ニガイチゴは半分以上の花は落ちてしまった様子。まだ一部には細い花弁の花が見られる。

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問題は、これです。これ、なに?

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去年は開花がなく、葉っぱの印象だけでクマイチゴだと思っていたら、花も茎も特徴が合致しない。図鑑で見て一番近いのはヒメカジイチゴ。しかしちょっと違うような気もする。開花しているのは7割くらいで、3割くらいは散っている印象。

 

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ナガバモミジイチゴはもう全部散ってしまって、あとは黄色い甘い実を熟される段階に入られたご様子。ザ・ナガバ!といった感じの細長い葉のものもあれば、あんまり葉が長くないナガバ?みたいなのもすぐ隣にあって、とまどう。そのへんの分類がよくわかっていません。

 

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遠目に見てイタドリだと思ったこれ、ニガイチゴでした。これどう見てもイタドリでしょう。きんぴらにしたくなるでしょう。ニガイチゴでした。いやいやイタドリでしょう。

 

ナワシロイチゴも去年は見たけれど、今回は見つけられず。5種類くらいのキイチゴ属が見られる場所、ここがRubus Street。

 

そしてヘビイチゴもしれっと生えているしたたかさ。