鳥・虫・ケモノと木の実のとりあい

木の実を見つける、木の実で描く

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ワークショップのおしごと。

手順はシンプルに、

1 木の実をさがしにお外へおさんぽ

2 木の実を持ち帰ってお絵描き

もちろん、種も仕掛けもたくさんあるのだけど。

 

ものづくりは、どちらかというとついでで考えていた。やっぱりお外に出て木の実を愛でまくらないと。コマユミ、マユミ、アケビ、ノイバラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ、オニグルミ、カキノキ、ヒサカキ、ナツハゼ、ネズ、アオツヅラフジ、ウメモドキ、イヌツゲ、アキグミ。それとたくさんのどんぐりと松ぼっくり。秋ですなぁ。参加者が幼児とその保護者だったため、60分コースの予定が90分になってしまった。読みが甘かった。

こどもたちは好奇心旺盛で、紹介するすべての木の実を食べたがった。いやいや、食べられないのもあるんだから。これは食べられないよと制止しながら進んで行く。

90分、快晴の中を元気に歩き通し、見つけた木の実を大きなキャンバスの上に広げる。

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それぞれの木の実を、紙の上に押しつぶした。これはどんな色?種が大きいね。こっちの種は小さいね。この実とこの実を重ねたら、色が変わった!かぶれそうな木の実は手袋着用で、どんどん色を乗せていきます。

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仕上がりも楽しみだけれど、葉っぱや使わなかった木の実、使った後の木の実が残る経過も一興。あとで色は変わってしまうかもしれないね。

 

自然のものを利用して、楽しんで、好きになる。

やりたかったことが、一つ形になった気がした。

(追い詰められて、その日の朝に考えたプログラムなのは秘密…)