アケビコノハ来る
いきもにあでアケビコノハの缶バッジを購入して楽しくなっていたところ、建物の中を歩いていると壁に何かがいた。他の何でもない、見間違うことのない、それはアケビコノハそのものであった。
今年一緒に過ごしていたアケビコノハ・スーザンの兄弟だろうか。甥っ子か姪っ子かもしれない。スーザンは片方の触覚が短かったけれど、この子はすっとまっすぐ。スーザンは口がちゃんと閉められなかったけれど、この子は口吻をすべて中にしまっている。凛とした姿。
アケビコノハに会えて、とってもとっても嬉しい。見ればみるほど美しい。主脈に見える線だけでなく、よく見ると黒い点線が何本か入っている。カビのように緑色になった部分や、食われたように欠けた部分。擬態の完成度が高すぎる。
スズメが冬にポフポフになるように、前脚もフサフサが増したり、減ったりする。頭の毛もフッサフサ。越冬するのに必要な防寒具なのだろうか。
スーザンの思い出がよみがえる。
後で山に返してあげよう。また会えると嬉しいなぁ。
↓ いきもにあで購入したアケビコノハの缶バッジ