鳥・虫・ケモノと木の実のとりあい

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

しいの実

木の実の代表格、しいの実の季節がやってきてしまった。しかし今年は去年に比べると周辺での実のつきが良くない。あたりを具に観察しながら歩いていると、比較的多く結実している個体を見つけた。まんまるとしているところがスダジイというよりはツブラジイ…

エビヅル帝国

お待ちかね、秋の木の実界のファンタジスタことエビヅルが整っています。エビヅル師匠の嗅覚に頼り、林縁を散策すると、西日に照らされたそれが。 場所を変えると、ふっさぁと覆い被さった大量のエビヅルを発見。それはもう、帝国と表現して差し支えない風…

アキグミ漬け

アキグミが、それはそれはもうたわわすぎていたので、欲に任せて収穫。収穫したものの、どうしたらいいかわからず、なんとなくハチミツに漬けてみた。 どうしよう。

どんぐりLサイズ

もけもけとした順に、カシワ・クヌギ・ミズナラ。 大分県九重にて。

アケビを買う

植生学会で高知に行く。日曜の朝市で木の実調査。アケビが売られているというウワサを聞くも、なかなか見当たらず、朝7時ごろの時点で見つけたのは2店舗のみ。 おばちゃんが段ボールいっぱいにつまったアケビを並べていく。育てているのかと聞くと、ブドウ…

砥峰高原

そのもの蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし 古き伝説に従い、青いパーカーを着て降りたつ。長年夢見た一面のススキ野原。 リンドウ ウメバチソウ アキノウナギツカミ センブリ ヒヨドリバナの仲間 オトギリソウ 等、多様な草本類も楽しい。 ほんでこれは…

秋を歩けば

アキグミが熟れ熟れであるなら、今は秋。もう渋みもあまり残っていない。 アキグミの実がピークを迎えるころ、ナワシログミの花が咲く。グミのリレー。 手の届かないところに大量のアケビ。パカーンと開いてもう食べごろではなさそう。誰が食べるのだろう。…

スーザンが死んだ

※3000字越えの長文です。 アケビコノハを8月に拾ってきてから、約7週間が過ぎた。2齢か3齢か、小さかったアケビコノハは毎日たくさんのアケビの葉をむしゃむしゃと食べ、コロコロの糞をたくさん落として、みるみるうちに大きくなった。脱皮の瞬間は見逃し…