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鳥・虫・ケモノと木の実のとりあい

タンナサワフタギの住人

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タンナサワフタギが美しい花を咲かせ始めた。

本日の気温は29度ほど。カメラを構えていても、じんわり汗が出てくる。それでも日差しはまだ真夏ほどの強さはなく、タンナサワフタギの白い花をふんわりと見せてくれていた。

 

昨日は咲いていなかった花がぽふぽふと開き始めていたのを確認した矢先、目に飛び込んできたのはシロシタホタルガの幼虫。相変わらずのNIKEのスニーカー的ビジュアル。ぶくぶくまんまる太っている。

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葉っぱばかりでなく花も食べるんですねあなた。数えると、見える範囲で軽く7匹。明日には丸坊主になりそうな食べっぷり。タンナサワフタギも太っ腹である。

 

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タンナサワフタギを見つけてからシロシタホタルガを探すよりも、シロシタホタルガを探してタンナサワフタギを見つけるほうが楽に思えてきたこの頃。

 

このみやびな組み合わせ、5月の風物詩としておすすめしたいコンテンツですよ。

 

ショウジョウバカマの花の色

祇園精舎の鐘の声、みたいである。そんなことはよい。

 

今年、人生で初めてショウジョウバカマを見た。写真では見たことがあった。変な名前、変な形。しれっと林内にも草地にも生えていた。林縁系かと思いきや、がっつり太陽に照らされる法面に生えるなんて。よくわからない生き方。

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重ねてよくわからないのが、花の色。同じ場所で見た2個体が、微妙に違った色味をしていた。咲き始めとその後で色が変わっていくのかなぁと思った。

 

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後日、兵庫県下の同じ市内の別拠点で見たショウジョウバカマの花の色は、はじめに見た箇所のものと明らかに違う色味をしていた。個体差が大きいようだが、こんなにカラフルでよいのか。楽しいから、良いのだが。

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まだシーズン終わりきってないようなので、他の色にも出会いたい。

 

 

 

 

カンサイタンポポの正面

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まったく意図しないメルヘンな写真が撮れてしまった。

そんなつもりはなかった。

 

お世話になっているタンポポ博士に、タンポポの正面の写真の提供をお願いしたら、すべてこの角度だった。「え、これ、横…」とこちらは思ってしまったが、先生にとっては総苞外片で同定する角度こそが正面であった。正面という言葉の解釈が多様であるとは思わなかった。

 

クサイチゴの花

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膝下よりも低い位置で咲くこの花のために、足を止める人をほとんど見ない。じっくり見ても、ちらりと見ても端正な花。

近頃多く過ごしている場所がやや寒い地域なのもあり、淡路島より2週間ほど遅れての開花のもよう。職場を囲うの柵の内側、コントロールしやすい場所で花盛り。ゆくゆく実る赤い液果も一人占めできてしまうけれど、ファンを増やすべく布教に努める所存である。

もぞる春

春が近づきソワソワしてくる。冬はゆっくり、鳥を見たり冬芽を見たり、霜のおりた植物を楽しんでいたけれど、春以降は待ったなし。次々と草は生えて木の芽は出て花は咲いて実がなって。虫もどんどん増えてくる。マムシももう起きた。

 

やらなきゃいけない系のこともあるのだけれど、やりたいことが次々湧いてくる。それでも実際に手を付けられることは限られている。ひとつひとつ、やりたいことは大したことでないけれど、丁寧に取り組みたい。忘れっぽいから、苦手なメモも取ることにしよう。苦手な文章ももうちょっと書こう。ださいこともしよう。批判も受け入れよう。未熟も自覚しよう。

 

しばらくじーっとしていたので、春を言い訳にもぞもぞ動き出したい。

 

沖縄のキイチゴ属3種盛り

 

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リュウキュウイチゴ Rubus grayanus

 

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オキナワバライチゴ (リュウキュウバライチゴ)  Rubus okinawensis

 

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ホウロクイチゴ Rubus sieboldii

 

3月上旬、沖縄にてキイチゴ属3種の開花を見ることができた。

ホウロクイチゴ以外は初めて。いずれもキイチゴ属らしい顔つきで、意外性は無いながらもただただ嬉しい気持ちになる。

 

もうすぐこの子ら、結実したものがいい感じに熟れてくる頃かしら。見たいし触りたいし食べたいし沖縄行きたい。ぼえー。

 

沖縄で見た白い実

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ヤマビワソウ Rhynchotechum discolor (Maxim.) B.L.Burtt var. discolor

イワタバコ科ヤマビワソウ属ヤマビワソウ

字余り。

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葉をちゃんと見なかったのと、手元の図鑑がカバーできていないので、たぶん。生育地としてはキレバヤマビワソウもあるようだけれど、それかどうか不明。もっというとヤマビワソウかどうかも自信ない。ピント甘いですが、どなたかわかる方、まちがっていたらご指摘ください。

ライチ的透明感のある、かわいらしい実でした。

 

もう1つは、蔓系。

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シラタマカズラ Psychotria serpens L.

アカネ科ボチョウジ属。
イワヅタイ ・ワラベナカセという別名が牧野っち記載で紹介されている。沖縄での方言のワラビナケーサーも子どもたちを泣かせるやつという同じ意味らしい。しかしながらその理由が、前者牧野っちの方は食べても味がないからで、後者は、つるが弱く薪を縛ろうとしてもすぐに折れてしまうからとのこと。マチポーヤという別の方言名もあるけれど、意味は何でしょね。

 

 

 

参考:

屋比久壮実(2010)『おきなわフィールドブック1 沖縄の野山を楽しむ 植物の本 改訂』 アクアコーラル企画

要確認:

牧野富太郎(1961)『牧野 新日本植物圖鑑』図鑑の北隆館 

 

ノボタン

実に半年ぶりの更新。(ややこしいですが「じつに」と読んでください)

沖縄某所にてノボタンと出会い、開花は見逃したものの、熟れ頃の実を見ることができた。

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ノボタン Melastoma candidum

ノボタン科ノボタン属ノボタン。こういう早口言葉的なの好き。

壷状で下向きに垂れ下がる実。

 

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熟れた実は不思議な裂け方をしている。外側は毛が多いので、中の種がついている赤いところだけ食べてみた。シャリシャリとした食感。気持ち、ほんのり甘い。ジューシーさや食べごたえは無し。

 

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平行脈が特徴的。対生。

 花がピンクで可愛らしいようなので、いつか見てみたい。

方言名では、「ハンケータブ」や「ミーファンカ」というらしい。

 

参考:

屋比久壮実(2010)『おきなわフィールドブック1 沖縄の野山を楽しむ 植物の本 改訂』 アクアコーラル企画

 

夏のつる三昧

エビヅル

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カエデドコロ

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コイケマ

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センニンソウ

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タンキリマメ

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ナツフジ

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ボタンヅル

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ヤマノイモ

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8月15日、淡路島にて撮影

オオミズアオ

大都会の夜道に、まさかの出会い。

あなた、そんなとこでなにしてるの、どこから来たの。

問いかけたのか、問いかけられたのか。


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