鳥・虫・ケモノと木の実のとりあい

フジの実は爆発する

誰に頼まれて書いているわけでもないこちらのブログ。それでも3ヶ月以上も放置するとどこからか罪悪感が湧いてくる。罪悪感の泉が体内に存在するのだろう。

 

この数ヶ月の間、いいこともわるいこともあった。まぁ、それはそれ。これは、これ。木の実の実りの時期や注目ポイントを思い出す装置として利用するために始めたのだから、ちゃんと記していきたいところ。

 

さて。

 

2月の27日、西日本のとある山間を歩いていたら、ぽきぽき、ぽきぽき、と林内から音がした。野生動物が歩いていて、枝を踏んでいるのかと思ったが、そうではないらしかった。何の音かわからないまま、歩みを進める。10分ほど歩いて、また同じ音がした。ぽきぽき、ぽき、ぱきぱき、ぱき、ぱき。先ほどより、音が多く、大きい。視界に入ったそれが、音の正体だった。

 

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フジ。思えば、しばらく雨の降らない時期が続いた。一緒にいた人が、2週間は降っていないと言っていた。雨が降らずに、乾燥がピークに達した頃、フジの実が開裂、否、爆発するのか。それはそれは、気持ちの良い大きな音であった。

 

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拾ってきた、中身。フリスビーのように、ピュンと飛んでいた。用水路のすぐ横だったので、水に浮かべてみたら、浮いて流れて行った。着地した種は地面をコロコロと転がるのだろうか。形状からいろいろ推察するが、実際のところは検証が必要。

 

動画はこちら。