エノキの実
食べ応え、なし。瑞々しさ、なし。粉っぽくて、ちょっと汚れた感じもするエノキの実。
ほんのり甘い。地味。
コウヤボウキ
林縁の萌えがここに
エビヅル帝国
お待ちかね、秋の木の実界のファンタジスタことエビヅルが整っています。エビヅル師匠の嗅覚に頼り、林縁を散策すると、西日に照らされたそれが。
場所を変えると、ふっさぁと覆い被さった大量のエビヅルを発見。それはもう、帝国と表現して差し支えない風景でありました。
食べると、舌がムラサキ色になるエビヅル。元気が無い人が食べると、ただ具合が悪そうに見えるだけなので要注意。
アキグミ漬け
アキグミが、それはそれはもうたわわすぎていたので、欲に任せて収穫。収穫したものの、どうしたらいいかわからず、なんとなくハチミツに漬けてみた。
どうしよう。
アケビを買う
植生学会で高知に行く。日曜の朝市で木の実調査。アケビが売られているというウワサを聞くも、なかなか見当たらず、朝7時ごろの時点で見つけたのは2店舗のみ。
おばちゃんが段ボールいっぱいにつまったアケビを並べていく。育てているのかと聞くと、ブドウを作っていて、そこの周りに生えてくるのだという。「ハイブリッドだよ」というのでゴヨウアケビかと思ったが、葉を見るとミツバアケビのようであった。どのあたりがハイブリッドだったのか、また機会があれば聞いてみたい。皮は刻んで豚肉と炒めるとほろ苦くて美味しいらしい。
この一盛りで1000円。あの小さかった雌しべがここまで大きくなると思うと感慨深い。野性味溢れる姿である。
6個入りのムベ、700円。4個入りのアケビ、500円を購入。そういえばムベの花を今年は観察するのを忘れたなぁ。